大宮鉱山
訪問日 | 2008年9月15日(月) |
場所 | 埼玉県飯能市 |
天気 | 曇 |
同行者 | 父 |
管理体制 | Free |
産出鉱物 | 各種マンガン鉱物 |
疲労度 | ★ |
危険度 | ★★ |
オススメ度 | ★★★ |
備考 | 特になし。 |
1、産地概要 工事中。 2、産出鉱物各論 1)、バラ輝石 Rhodonite 化学組成 (Mn,Ca)5Si5O15 珪酸塩鉱物 この鉱山で採れるマンガン鉱は、ほとんどが低品位。 バラ輝石の数は意外と少ないが、探せば綺麗なものがまだまだある。 2)、菱マンガン鉱 Rhodochrosite 化学組成 MnCO3 炭酸塩鉱物 この鉱山で普通に産する。 3)、カリオピライト Caryopilite Mn6[(OH)8Si4O10] 4)、ハウスマン鉱 Hausmannite 化学組成 Mn2O4 マンガン鉱の主要鉱物。普通に産する。 3、採集記 第一回 2008年9月15日(月)採集 第一回 2008年9月15日(月)採集 僕は、僕が住んでいる東京都の隣県の埼玉県の産地を、いくつか一気に回りたいと思っていました。 何より近いうえ、車で回れば効率よくいくつかの産地を回れるからです。 そのようなわけで、まず「高麗神社」という大きな神社の駐車場から5分歩いただけで産地に到着できるという「大宮鉱山」に行くことにしました。 僕は朝の4:00に家を出ました。 関越自動車道を進み、圏央道狭山日高インターチェンジでおりて、高麗神社を目指します。 高麗神社は、埼玉県日高市にある大きな神社で、なんと300台以上も車を駐車できます。 高麗神社の駐車場に車をとめ、歩き始めます。 ←このような所を進んでいく。 大宮鉱山は竹林の中にあるマンガン鉱山で、いくつか坑口もあるところです。 ←産地は林の中なので、暗い。 右上の写真の奥にある藪を掻き分けて進むと坑口やズリがあるらしいのですが、今回は朝早いこともあってかうす暗く、テンションも上がってきていないので、右上写真に写っている辺りに捨てられていた鉱石を少し割っただけで、採集を終えました。 大宮鉱山を出発した僕達は、国道299号線を北に進み、途中で国道をそれて岩井沢鉱山に向かいました。 岩井沢鉱山は埼玉県飯能市にあるマンガン鉱山で、珍しい鉱物としては「種山石」が産出します。 良くHPには、岩井沢鉱山への目印として、「廃屋」などがあげられていますが、現在は撤去されて跡形もありません。 そんなこんなで、岩井沢鉱山の入口を発見できずに峠に着いてしまい、そこで無駄に40分以上探索していましたが、飽きてきて次の産地へ向かうことにしました。 〜採取鉱物〜 大宮鉱山ではマンガン系、岩井沢はなし。 〜感想〜 朝早かっただけにうす暗く、蚊も大量にいたので採集する意欲が沸きませんでした。 関係ない話なのですが、僕らがこの鉱山に行ったのと同じ日に、僕の知人のKさん(学校の先輩)がこの鉱山を訪れていました。 偶然な話にも思えますが、鉱物採集者というのは休みの日はどこかの鉱物産地に出かけているものなのかもしれません。(自分も含めて) 今回は産地を特定できませんでした。 また挑戦する気は当分ありませんが、いつかまた訪れてみようと思っています。 ↑上へ戻る |