針道

訪問日 2009年8月13日(木)
場所 奈良県桜井市
天気
同行者
管理体制 Free
産出鉱物 黄鉄鉱
疲労度
危険度
オススメ度 ★★★★
備考 特になし。

1、産地概要

奈良県桜井市針道にある産地なので、針道と呼ばれている。
ここでは黄鉄鉱のみを産出するが、多量に立方体結晶の単結晶を産出するためか非常にポピュラーであり、アクセスも容易なため、なかなかいい産地である。

2、産出鉱物各論

・黄鉄鉱 Pyrite 化学組成 FeS2 硫化鉱物

色々な鉱物産地で産するポピュラーな鉱物。
だが、単結晶で産出する産地は少ない。
ここでは、1cm以下の立方体結晶の単結晶が多量に産出する。


3、採集記

第一回 2009年8月13日(木)


第一回 2009年8月13日(木)

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2009年8月12日(水)から15日(土)にかけて、父と母と共に、奈良の方へ旅行に出かけてきた。今回はその旅行のことも述べつつ、鉱物採集についても述べようと思う。

1日目(鉱物採集はなし)(飛ばすこと推奨)

東京駅始発の新幹線に乗り、京都駅に向かう。
京都駅から電車にて奈良へ向かい、レンタカーを借りるために奈良駅周辺をうろつく。
今回は日産レンタカーで借りる予定だったのだが、場所が分からず道端の人に聞いてたどりついた所が「日本レンタカー」であってテンションが落ちてしまった。
そんなこんなで、真夏の日差しを受けつつ、苦難の上奈良駅前の日産レンタカーに到着。
まず最初に、世界遺産の「平城京跡」に向かい、下写真を撮影。

 ←平城京跡朱雀門。青い空が綺麗であった。

次に、石上神宮に向かったのだが、印象に残ったのは軍鶏だけであった。

 ←軍鶏の勇姿。

その次に、箸墓古墳とか「日本たいやき」というたい焼き販売のチェーン店とか大神神社(おおみわじんじゃ)とか399段の登廊(のぼりろう)で有名な長谷寺とかに向かったが、印象に残ったのはたいやきと三輪そうめんだけであった。

その後、橿原神宮やその近くの博物館等に行って、橿原のホテルに泊まった。

2日目(鉱物採集)

朝の4:30に起きて、ホテルを後にし、朝飯前の鉱物採集ということで、黄鉄鉱の単結晶で有名な針道に向かうことにした。
奈良県初の鉱物採集となるので期待が高まる。
この産地はうっそうとした森の中にあり、朝に行くと暗くてしかも山道なので、普通の小さな車で産地横付けの駐車スペースに行こうとすると、なかなかのスリルを味わうことが出来る。(が、わざわざ味わいたくはない。)

 ←産地の入口。この辺りに車を停めた。

とりあえずその辺の沢を探ると、普通に黄鉄鉱の立方体結晶が落ちていて、テンションが上がる。
沢に沿って山を登ると、粘土を掘った跡があったので、そこから粘土を持ち帰ることにし、20分ぐらい黄鉄鉱を探し続けた。

 ←粘土採掘跡。普通はここから粘土をとってフルイがけをする。

早朝の採集ということもあり、長く採集する気がなかったので、早々にホテルに戻ったのであった。


〜採取鉱物〜

黄鉄鉱 Pyrite

〜感想〜

後日、粘土をフルイにかけたところ、たくさんいい黄鉄鉱が見つかった。
また近くに来ることがあったら、まず絶対寄ると思われる。


〜参考文献〜

特になし

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