四阿屋山の裏の顔

訪問日 2010年11月3日(水)
場所 埼玉県小鹿野町
天気
同行者 N村氏、SZ氏、M川氏
参考タイム 3:30
マイタイム 2:40(歩行時間)
行程 西武秩父駅8:50-9:05
↓三峰神社行臨時バス
三峰口駅9:35-9:55
↓タクシー(丸通タクシー)
大堤バス停(登山口)10:10-10:15
↓徒歩(15分休止)
四阿屋山(772m)11:50-12:25
↓徒歩(バリ、途中10分休止)
下山口(薬師の湯付近)13:55
↓徒歩
祭り会場14:00-14:20
↓徒歩
両神温泉薬師の湯14:25-15:40
↓バス(小鹿野町営バス)
三峰口駅16:00-16:44
↓秩父鉄道
御花畑駅17:04
↓徒歩
西武秩父駅17:10-17:30
個人的レベル 体力:2 技術:3 中級
岩レベル つつじ新道の核心 危険度:★
新分県登山ガイド(改訂版)では下りに使用して、ロープを使用している写真があるが、登り下り共に、岩場に慣れていれば全く問題はない。

朝5時頃起床、6時40分家発。
7時頃にN村氏と合流し、7:05池袋発三峰口・長瀞行の休日運転の快速急行に乗り込む。
最近購入したTERMOS(テルモス)という魔法瓶(登山用)にあったかい茶を入れ終えると、電車は動き出した。
N村の愚痴等聞きつつ、会話と共に景色も移り変わっていく。
山が見え始めた頃、飯能駅に到着。
飯能駅で電車を乗り換え、西武秩父へと向かう。
東飯能駅に着くと、SZ氏とM川氏が乗り込んできた。
早速行動食(お菓子)のチェックを始めると、M川氏が持ってきていないことが判明。
それはどうでもいいとして、SZ氏の40リットルザックがやけに膨らんでいるので気になって中を精密に調べたら・・・中身は言えないが、悪い物ではないのは確実。
凄い物の他には、気圧・高度や気温等を計測できる装置を持ってきていて、若干、羨ましかったりもした。この時は。

ベラベラと他愛もないことは喋っていると、横瀬駅に着いた所でアナウンスが流れた。

 「ただいま信号トラブルのため・・・(以下略)」

外に出て、駅員に確認すると・・・

 「今ね、信号トラベルの影響で西武秩父〜三峰口間の電車を運休しているんだよね〜。」

Ouch.

三峰口から乗る予定だったバスに乗り遅れるのは確実となった。

とりあえず、他の電車で西武秩父駅まで行き、駅に着いてから色々と考えた。
やめるか・・・タクシーで武甲山の麓まで行くか・・・違う山に行くか・・・
色々と考えた末、結局、代替輸送のバスに揺られること約30分。
三峰口駅に到着した。
そこでも色々と考えた挙句、結局タクシーを呼ぶことにした。
その間300円のかけそばを4人でじゃんけんして勝った人以外の3人が100円ずつ割り勘して、4人で分け合って食べることとなった。
結果は、N村氏が一発で勝負を決めた。
味は・・・普通にうまい。てかうまい。
ということでタクシーに乗り込み、目的の四阿屋山の登山口付近にある大堤(おおづつみ)バス停に向かってもらったのだが・・・

ん?メーターの上がる速度速くない??

何か10秒も経たないうちに90円ずつ上がってる気がするぞ???

しかも、一回運転手さんが目的地と違う場所でタクシーを止めようとした時にメーターが上がったような・・・
結局、2600円を4人で分けて1人650円支払うこととなった。

適当に準備体操を済ませ、10:15に出発。
樹林帯の中を枯沢(?)沿いに高度を上げていく。
しばらく高度を上げていくと、道は竹林の中に突入し、「クサリ場 通行注意」という看板が見えてきた。
いきなりだが、ここが(多分)今日一番のポイントだ。
最初にほんの少し鎖を斜面で登った後、5mくらいの垂直な壁を鎖を頼りに(とはいってもなくてもいいが)、登っていく。
ここの鎖は岩場が苦手な人や腕力が弱い人は通行困難だと思われるので、回避するのが賢明である。
鎖場を越えたところからの景色はなかなか良かった。

 ←途中からの景色。他には熊倉山も見える。

そこから少し歩いていくと、第二の鎖。こちらは難易度は低い。
また小さな鎖場があったりしたが、難易度は最初に比べて全て低いと言えるだろう。
最後の方の鎖を通過すると、景色がまた良くなり、やや樹林に囲まれた小ピークに到着した。

 ←頂上側から見たつつじ新道入口。

そこからほんの少し歩くと、一般ルートと合流し、鎖場と言えないような鎖場を通過して11:50に四阿屋山山頂に到着した。

 

↑二子山(左)と両神山(右)。北面の景色が雄大である。

ここで色々と写真撮影を楽しみ、昼飯タイム。
自分は・・・たぶんおにぎりを食べたかと。
ここでN村氏は持参したカステラを皆に分け始めた。
普通にうまい。
SZ氏も何かを分け始めた。
この乗りに便乗し、自分もあらかじめTERMOSに入れておいた温かい茶を分けようとするが・・・現代の若者(自分も含め)にはお口に合わなかったようだ。
今度からは素直にミルクティーを入れてこよう・・・

山頂で少し休憩し終えた後は、両見山への稜線への道を少しだけ視察した。この両見山へのバリエーションは来年の積雪時か秋に行きたいと思っている。

再び山頂に戻り、今度はバリエーションルートで薬師温泉側(東)へ下ろうと尾根を進んだが、怪しい看板を発見。

 ←文字が枯葉で埋まっていて見えない。

「危険!この先通行禁止」と書いてあると見たので、下を通る一般登山道に向かって直で降りるだけにすることとした。
一般登山道と微妙なところで合流した後は軽くトレランを始め、ハイスピードで山道を駆け下り、14時頃に下界に降り立った。

そこから歩いて薬師の湯に向かおうとしたが、何やら運が良いのか悪いのか、祭りをやっていたので、祭りの屋台でイカ焼き(げそ)を購入。
それを食べた後、両神温泉薬師の湯にて入浴。
露天風呂はなかったが、まずまずといったところだろうか。
風呂から出て少し休んだ後、バスに乗るべくバス停に向かってバスを待っていた。

この時、次にくるバスより確実に先にバス停にいた。
そして5分ぐらいして、バスがやって来たのでバスに向かって手を振ったのだが・・・バスは僕達をスルーして過ぎ去っていった。
結局バスに行き先は違う所だったのだが、確実にこのバス停には停まるバス路線であり、満員というわけでもないのに・・・だ。
しかも、連れによると「確実に笑っていた」らしい。

そんな出来事もあったが、30分くらい待たされた後、15:40ぐらいのバスに乗って三峰口へと向かった。
そしえ三峰口には16:00ぐらいに着いたのだが・・・

ん?何やらまた電車が遅れているらしい。

・・・・・・ということで結局16:44に三峰口を出発。
御花畑で降りて西武秩父駅に向かい、西武秩父駅を出発したのは17:30であった・・・

〜感想〜

今回は色々と遅延等のトラブルがあり、不運な日であった。
が、山はかなり楽しかったので次は両見山と合わせての山行を行いたいと思っている。


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