皇太子お気に入りの棒ノ嶺
訪問日 | 2010年2月1日(月) |
場所 | 埼玉県飯能市 東京都奥多摩町 |
天気 | 曇後雨 |
同行者 | F氏 |
参考タイム | 3:40 |
マイタイム | 3:40 |
行程 | 河又・名栗湖バス停9:35 ↓徒歩(30分休止) 棒ノ嶺(969m)11:45-12:15 ↓徒歩(15分休止) さわらびの湯13:45着 ↓徒歩 さわらびの湯バス停15:30発 |
個人的レベル | 体力:2 技術:1 初級 |
朝何時かに僕は起きた。 朝食を食べ、何時かに家を出る。 今日はF氏と埼玉県の棒ノ嶺(東京都に属していて、東京側からの呼称は「棒ノ折山」)に登る予定で、池袋駅の西武池袋線のホームに7:30に集合の予定となっている。 集合場所に到着し、時計を見ると・・・集合時間より早く着いたらしい。 まあ、これが僕にとっては当たり前なわけだが(とかいいつつよく遅刻する)、F氏は中学時代、ある年の遅刻回数が○点脱出に至る程の実力者なので(○には漢字一文字が入ります)、遅刻することは当然である。 案の定F氏は遅刻したわけだが、F氏の遅刻を想定して集合時間にゆとりをもたせていたため、無事目的の飯能駅行きの電車に乗ることができた。 車内に入りF氏と会話・・・お取り込み中のようなので、僕も本を読み始める。 8:37に飯能駅に到着し、バス停に向かったのだが、ここで燃料を買っていないことが発覚。 ※燃料・・・山人にとってのエネルギー。大半の人の燃料が酒だが、僕の場合はコーヒーorリプトンのミルクティーである。中には、地酒を買うついでに山に登るという猛者もいる。 しかたなく、運良く近くにあったファミマで燃料のコーヒーとKitkat&ハイチュウを購入する。 さすがあなたとコンビニファミリーマート。だが、まだ田舎では7-11の方が多い気がする。 そんなわけで無事にバスに乗り込む。 早速F氏と会話・・・ああ、さすが文学のF。「正直飽きたんだよね〜」とかいいつつ目つきは真剣そのものだ。 仕方なく本を読もうとするが、僕の本といっても山と高原地図におまけとしてついてくる小冊子しかなく、そんなものとっくに電車内で読み終わっているので、おもしろいバス停でも探すことにした。 〜バス停シリーズ〜 @東飯能駅前バス停・・・名の通り飯能駅の駅前のバス停。 A東飯能駅バス停・・・飯能駅から少し離れた辺鄙な場所にあるバス停。@とAは混同しやすいので、名を変えたほうがいいと思われる。 B尾長入口バス停→F氏に言われて書いた。ここでアイドリングストップを行う。さすが。 C石原橋バス停→F氏に言われてメモッた(以下FIM)。都知事を思い出す。 D茶内バス停→FIM。「ちゃない」と読む。 E鹿戸バス停→FIM。「かのと」と読む。 F黒指バス停→FIM。「くろざす」と読む。 G小沢バス停→「おざわ」バス停ってどこにでもあるんだな〜とか思っていたら「こざわ」のフェイク。もちろんFIM。 H市場バス停→FIM。そのまんま。 I峯バス停→FIM。何も述べることがない。 〜バス停シリーズ完〜 どうでもいい企画だったが、そこはご了承を。 目的の河又名栗湖バス停に9:35に到着し、近くのトイレで用を足し、いざ出発。 一緒のバス停で降りた人達はどうやら全員「棒ノ嶺」へ行くようだ。 僕らが軽快に歩いていると、ある単独行者が僕らを抜いていった。 F氏も負けじと暑苦しい服装をしながら頑張る。 どうでもいい小競り合いをしつつ、最終的には僕らが勝つ。(まあ若いので・・・) ということで登山口に到着し、登山開始。 ←登山口。ここから登山道が始まる。 登山を開始してから、軽快なスピードで登山道を登っていく。 F氏がやけに早かったが、案の定、すぐにバテて結局ペースは最初より遅くなった気がする。 途中、沢を軽く遡行したりして、そこそこ変化があるコースである。 ↑途中の沢。少し岩っぽい道だが、道ははっきりしている。 ペースが落ちながらも、なんとか後ろの組に抜かされずに下写真の場所まで来ることができた。 ここからF氏と競争しようということになり、F氏がもの凄い勢いで階段を登っていったが、最終的に僕の歩きの速度の方が速いという事態に陥ってしまった。 ちなみに、F氏と競争を開始した地点付近で、後続の2〜3パーティが間違った道(地図だと廃道だった気がする)に行く気もないのに行ってしまったのだが、これについてはまた後で述べる。 この時、後ろにいた単独行者と2人組の人もつられて行ってしまったようだ。 ↑分岐点付近。ここから正規の登山道は山に入っていくのだが、後にいたパーティーは間違えて沢沿いに行ってしまった。 沢付近から競争を開始し、少し経つと岩茸石の所で尾根上についた。 そこには、おもしろい看板があったので紹介しようと思う。 ↑岩茸石付近の看板。ゴミには熊もあきれているそうだ。 途中で遠くの木に石を投げるゲームをして休みつつ、何とか山頂に到着することが出来た。 どうでもいいが、権次入峠から山頂までは階段が多かったような気がする。 ↑棒ノ嶺山頂。残念ながらややガスっていたので、展望は良くなかった。 山頂に着くと、残念ながらややガスっていたため、あまり展望は良くなかった。 頂上で昼飯タイムとしていると、先程の後続のパーティーが僕らが来た道と正反対の方から登ってきた。 おかしいな・・・あっちに道はないはず・・・バリエーションか?とか思って話を聞いているとどうやら普通に迷ったらしい。 おばさんグループで笑ってはいたものの、一歩間違えたら・・・ 頂上での休憩を終え、ややトレラン気味でどんどん道をくだっていく。 岩茸石の分岐を行きと違って尾根沿いに進んで行き、ずっと下っていき、下山口に着いたときには雨が降っていた。 そのままダッシュでさわらびの湯へ行き、小さくて寒い露天風呂でくつろいだのであった・・・ 〜感想〜 今回は、さりげなく有名だが今まで行ったことのなかった棒ノ嶺に行けて良かったと思う。 残念ながら天気は優れなかったが、下山したら温泉にも入れ、なかなか冒険心のあるコースなので初心者にオススメのコースである。 |