初冬の鷹ノ巣山
訪問日 | 2010年12月11日(土) |
場所 | 東京都奥多摩町 |
天気 | 快晴 |
同行者 | SZ氏 |
ヤマコウタイム | 5:30 |
マイタイム | 4:25 |
行程 | 峰谷バス停8:25-30 ↓徒歩(5分休止) 浅間神社9:35-40 ↓徒歩(5分休止) 鷹ノ巣小屋10:55-11:45 ↓徒歩(5分休止) 鷹ノ巣山(1737m)12:10-25 ↓徒歩(20分休止) 東日原バス停14:40-50ぐらい |
個人的レベル | 体力:4 技術:3 中上級 |
前日の朝7時に目を覚まし、翌日の朝5時半頃に家を出発した。 何故か今回は一睡もできず、疲労感満載のまま電車へと乗り込むこととなった。 JR中央線で立川まで行き、JR青梅線に乗り換え、奥多摩駅へと向かう。 途中、立川〜青梅間のどれかでSZ氏が乗り込んできたが、川井駅あたりまで中坊達の群れで非常に混んでいたので、そこらあたりまで合流はしなかった。 川井駅の前か前の前の駅にて停止していたとき、ドアをやたらと開けたがる老人がいて、寒くて誰かがドアを閉めるボタンを押したらすぐさまドアを開けなおしたのだが、周りの人達の陰口によってさすがに気まずくなったのか、結局折れて、ドアを閉めていた。 皆さんも冬の時期にドアを開けっぱなしにするとろくなことにならないので注意しましょう。 奥多摩駅に到着するや否や、峰谷行きのバスに乗り込んだのだが、結構たくさんの人が乗り込んできて、最終的に峰谷で自分達も含めて10人くらいの人がバスを降りた。 ←峰谷バス停付近の様子。一部路面が凍結。 準備をして、やや凍結気味の舗装路を上へと向かって歩いていく。 途中から一旦山道になり、周囲の人と競争しながら登っていく。 山道からまた舗装路に出るとき、下写真のような謎の井戸があった。 ↑「井戸 水がうまいよ」と書いてある。試しに飲んでみたところ・・・ もちろん、飲んで見たのだが、普通に井戸特有の鉄の味がややしたというぐらいで特においしいというわけではなかった。 まあ、普通に飲めるので水場として活用できるかもしれない。 舗装路からまた山道に入るのだが、最初は梯子のような角度の階段をほんの少し(6mぐらい)登るので、ちょっと注意。 ←途中の鳥居。特にコメントなし。 上写真の鳥居をくぐり、しばらく単調な尾根の登りをし続ける。 尾根の登りに飽きる頃に、主尾根である石尾根と合流した。 石尾根は雲取山のあたりから奥多摩駅のあたりまで延びる尾根で、奥多摩といったらこれという程有名な尾根である。(多分) 尾根に出たところには避難小屋があり、ここに入って昼飯を食べさせていただくこととした。 ←鷹ノ巣避難小屋。中は綺麗で快適。 また、この辺から雪の量が多くなり、SZ氏の初体験ということやとにかく使いたいという理由で、無理矢理6本爪軽アイゼンを使うこととした。 アイゼンを使ってからは軽快に進んで行き、山頂まで数十メートルというところで、景色のよさに感動。シャッターを切りまくる。 ←途中で背後の石尾根を振り返る。 ←山頂目前。青空が映える。 山頂へ着くと、十数名の登山客が無言で休息をとっていた。 皆一人登山客なのだろうか。とにかく驚くほどの無言ぶりだ。 何となく気まずいので、山頂から少し下ったところで写真撮影を行った。 ↑山頂からの大展望。富士山もバッチリ見える(が写真では分かりづらい)。 山頂からの展望を楽しんだあとは、あまり休まずにすぐに下ることにした。奥多摩湖方面に下るか日原方面に下るか悩んだが、結局日原方面の稲村岩尾根を下ることにした。 稲村岩尾根は、奥多摩一の急傾斜があるといわれるほど急な傾斜をもち、標高差1200mくらいを短い距離で一気に下る。 最初はアイゼンを着けたことで調子に乗って、ジャンプしたりして危なっかしい下り方をしたりもしたが、「ヒルメシクイノタワ」という謎のポイントあたりから雪が少なくなってきて、石砂利混ざるアイゼンに悪い道をひたすらアイゼンで下っていった。 ←何となくいいと思った写真。山頂手前から。 アイゼンの隠れた特徴として、着けるまでなかなかもったいぶる代わりに、一度着けるとなかなか外せなくなるという特徴が・・・自分だけですかね。 それはどうでもいいとして、とにかく稲村岩のコルまでひたすらアイゼンで粘ったのであった。 稲村岩の突端部との往復は以前しているので、このまま下ることにしたのだが、ここから沢あたりまで降りるのには大分緊張した。 みなさんも下りに使うときには気をつけてもらいたい。 沢に降り、少し進み橋を渡り少し登ると・・・車道にでた。 後は東日原バス停まで歩くだけである。(近くの中日原バス停は平日でないとバス便がない) 東日原バス停直前の自動販売機で飲み物を購入し、バスに乗り込む。 今日はなかなかに疲れた日であった。 〜感想〜 一睡もしてないだけであって、今日はやけに疲れた日であった。 ある人によると、毎年この鷹ノ巣山に登って自分の体力の衰え具合を確認しているのだとか。 どのコースをとっても基本、標高差が1000m以上あるので、皆さんもこの山へ登ってみることをオススメする。 |