お得なダブル御前

訪問日 2011年3月26日(土)
場所 山梨県上野原市、大月市
天気
同行者 SZ氏
参考タイム 5:00ぐらい
マイタイム 4:00
行程 JR四方津駅8:20
↓徒歩
大野ダム8:45
↓徒歩
御春山(464m)9:15-20
↓徒歩
綱之上御前山(568m)9:55-10:05
↓徒歩
大田峠10:40
↓徒歩(10分休止)
斧窪御前山(523m)12:15-35
↓徒歩
JR梁川駅13:05
個人的レベル 体力:2 技術:4 中級(バリ)

御前山シリーズ第二弾では、綱之上御前山と斧窪御前山の2つをいっきに縦走するという、一見規模がでかそうだが、やはり御前山というような山行である。

朝の6時台に家を出て、中央線にて高尾駅に向かう。
高尾駅にてSZ氏と待ち合わせ、中央本線に乗ってJR四方津駅へと向かう。
中央線快速と中央本線の小淵沢までの区間まではほぼ通常通り動いているらしく。ほぼ時刻通り来たのには驚いた。
今日と明日の計画停電がないということもあるだろうが…

四方津駅から今回の山行のスタートである。
まずはしばらく車道を歩いていく。
大野ダムの所でダムの堰堤を渡り、尾根に取り付きそこからまずは御春山へと向かう。

 

↑ダム?の上の展望台からの景色。普通にグッド。

トレースは普通にあり、そこそこ明瞭なのだが、背丈を越す笹がずっと続き(今日の行程の半分ぐらいはあった気がする)、体力と気力が削がれていく。
が、30分も歩かないうちに御春山(おはんなやま)に到着した。

そこから一旦大きくくだり、南米沢峠(なめざわとうげ)を通過してまた登っていく。
無名のピークを少し過ぎた辺りで南の支尾根に入り、一旦下って急な登りをこなしてミニ岩稜に乗り、少し歩くと山頂に到着した。

山頂にあるプレートには「寺山」と書かれており、綱之上御前山が岳人の間での通称だということを思い知らされた。

 ←山頂からの景色。四方津御前山が見える。

 ←寺山。「つかれた会」というのが非常に気になる。

山頂から急傾斜の道を下り、先程の分岐点から今度は大田峠を目指して西へと進む。
485m地点を少し過ぎた辺りで西の支尾根に入るのだが、ここは迷いやすいので注意が必要である。

 ←大田峠。薄暗い杉林の中にある。

大田峠に到着し、また斧窪御前山に向けて上がっていくのだが、笹薮が凄い。
しばらくだらだらとした道を行き、中央道の上を通過し、しばらく行くと道の真上を送電線が通っていた。
尾根には送電塔があり、「39号」と書かれていた。
39号鉄塔を少し過ぎたあたりでまた西の支尾根に入るのだが、ここも少々分かりづらいかも知れない。
西の支尾根に入り、1号鉄塔(梁川)を過ぎたところで急な下りに入る。
そしてまた急な登りをこなしたところに、プレートに「ヨソ木山」とある2号鉄塔(梁川)があるピークに到着した。

そこから南の尾根に乗っかり、コルへと下り、また急な登り返しをするところでトラバースルートのようなものがあったので、それに従っていくと、やや危険だが、楽に斧窪御前山への尾根に取り付くことが出来た。
少々急な坂を登っていくと、好展望の斧窪御前山に到着した。

ここで昼飯を食べたあと、急な下りに転じる。
少しくだると途中に祠か鳥居かよく分からないものを見つつ、ずっと下っていくと舗装路にでる。
舗装路との合流地点には看板が2つあり、1つは良く見る大月市の看板で「山前御」と書かれていた。(反対からみると普通に書かれている)
ここから国道に出て、しばらく歩いて梁川駅に到着。

 ←地味に大月市の看板がある。

〜感想〜

今回は前回の四方津御前山と違い、ある程度充実した山行となった。
やはり、ある程度の時間と読図を要する地形は必須である。
次は鶴島御前山をバリで登ろうかと考えている。


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