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宇津峰鉱山

訪問日 2010年8月28日(土)
場所 福島県須賀川市
天気
同行者 ○○○中高地学部
管理体制 Free
産出鉱物 鉄電気石、石英、金緑石
疲労度 ★★
危険度 ★★
オススメ度 ★★
備考 夏は藪がもの凄い。別名「雲水峰鉱山」。

1、産地概要

別名を「雲水峰鉱山」というこの鉱山では、昔はホウ素の原料として電気石を採掘していた。今は、藪漕ぎをしなければいけないような山奥にある廃鉱山となっているが、坑道は見事なもので、また、鉱体もかなり大きい。

2、産出鉱物各論

1)、石英 Quartz 化学組成 SiO2 酸化・珪酸塩鉱物

この産地のものは放射能を浴びたせいか、黒色のものが多い。

2)、ジルコン Zircon 化学組成 ZrSiO4 珪酸塩鉱物

ジルコニウムの珪酸塩鉱物。希元素を微量に含むものを「変種ジルコン」といい、本産地のものは主に変種ジルコンである。

3)、チタン鉄鉱 Ilmenite 化学組成 FeTiO3 酸化鉱物

チタンの重要な鉱石で、僅かに磁性をもつ。色は黒。

4)、モナズ石 Monazite-(Ce) 化学組成 CePO4 燐酸塩鉱物

希元素鉱物の代表格。やや黄色がかった赤褐色で、普通は小さな結晶が単体で産出したりする。普通のモナズ石はセリウムを最も多く含むため上記のような英名や化学組成になっているが、正確には「モナズ石Monazite-(Ce) (Ce,La,Nd,Th)PO4」、「ランタンモナズ石Monazite-(La) (La,Ce,Nd)PO4」、「ネオジムモナズ石Monazite-(Nd) (Nd,La,Ce)PO4」の3つが存在する。

5)、フェルグソン石 Fergusonite-(Y) 化学組成 YNbO4 酸化鉱物?

希元素で構成されている鉱物。ウランやトリウムを微量に含むため、放射性がある。

6)、褐簾石 Allnite-(Ce) 化学組成 (Ca,Ce,Y)2(Al,Fe)3(SiO4)3(OH) 珪酸塩鉱物

緑簾石グループの希元素鉱物で、黒色〜褐色の結晶として産出。

7)、鉄電気石 Schorl 化学組成 NaFe3Al6(BO3)3Si6O18(OH,F)4 珪酸塩鉱物

電気石グループにおいて、最も多く産出する鉱物。ナトリウムと鉄を含む黒い三方晶系の鉱物で、条線は柱面において縦に顕著である。

8)、金緑石 Chrysoberyl 化学組成 BeAl2O4 酸化鉱物

主に黄色〜緑色を示す鉱物で、宝石として名高い。
宝石として使われる金緑石の変種として「キャッツ・アイ(猫目石)」と「アレキサンドライト」がある。キャッツ・アイは、研磨すると明るい光の筋が見え、アレキサンドライトは光源によって鉱物の色が変わるという代物。どちらも非常に高い。

その他、長石等を産する。

3、採集記

第一回 2010年8月28日(土)


第一回 2010年8月28日(土)

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3日目。今日は、稀に金緑石を産出することで有名な、宇津峰鉱山へと向かうことにした。
宇津峰鉱山は有名なペグマタイト産地で、色々と有望な鉱物を産出するのだが、最初は30分くらい探しても産地を見つけられず、ひたすら藪漕ぎをしていた。
やっとのことで産地を見つけ、崖をよじ登り、藪を漕ぐこと15分くらいで産地に到着した。
産地は広大な範囲において花崗岩の崖があり、所々に坑口から出た鉱石によってズリが形成されていて、そのズリや坑道の中において採集を行う。
私は最初ズリで採集を行っていたが、暑いので、坑道の中で採集を行うことに。
坑道の中は温度が一年中ほぼ一定に保たれているため、夏は涼しく、冬は暖かい。
坑道の中には大きな電気石が何本もあったが、硬くて叩き出すことは無理であった。
ここで思う存分ハンマーを振り、疲れたころに昼食を食べて、次の御斎所鉱山へと向かうことになった。

〜採取鉱物〜

・石英 Quartz

・鉄電気石 Schorl

〜感想〜

ここの産地にはやや行きづらいですが、何となくまた行ってみたいと思います。


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